番長Aを含む100%超え機種の機械割マジック
機械割が100%を超えるというだけで、なんかものすごく甘いイメージがあるのは私だけでしょうか。
昨今のノーマルタイプではこの設定1でも機械割100%を超えるという謳い文句の機種が非常に増えたのですが、実際のところ勝てるのかどうかってものすごい疑問ですよね。
で、結論から言うと、まあ理論値どおり、フル攻略なら数字はついてくるようです。
ただ、このフル攻略というのがものすごい難儀な話で、基本的な小役狙いはもちろん、そこそこ頻繁に成立する1枚役をとるということ、そしてボーナス察知は最短で行うということ。
要するに、無理です。
番長AのプチRTは機械割を下げるもの?
まず、主にボーナスの契機となる特殊リプレイですが、成立するとプチRTに入ります。するとその間は確かにコインの減りを軽減してくれるのですが、
あくまで、軽減というだけで逆に確定画面まで引っ張ると、結構な枚数が減ってしまいます。
逆に言うと、確定画面までのコイン減りを高めるための演出なんですよ。
面白いからいいじゃないかと思うのであれば、それは大正解なのですが。
機械割が100%あるんだから勝てるだろ!っていう認識の方は、演出を楽しむのは不正解になります。
そんなちょっとした枚数くらいいいじゃないかって言いたくなるのですが、このちょっとした枚数によって結果的に機械割が100%を大きく下回ってしまうんです。
ボーナス成立後っていうのは、言わば【ボーナス無抽選状態】なわけですから、揃えるのが遅ければ遅いほど枚数的に損しますよね。
そのあたりの仕掛けも番長Aはよくできていて、
ボーナス確率が非常に高いですよね。設定1でも1/150くらいでしょうか。
となると、一日あたりにして約40回くらいボーナスを引くわけです。
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番長Aは1枚掛けが出来ませんから、まあ普通に確定画面まで引っ張られると少なくとも約5枚くらいは損をすると考えられます。
では、1日40回、毎回5枚の損と計算しますと、
1日あたり200枚程度の損をしてしまうわけです。
弁当や一枚役も機械割を下げる原因
さらに言えば、通常時の弁当。結構頻繁に成立しますが、これを一日で5回こぼしますと、約60枚の損。
さらにさらに、通常時の1枚役、大体一日で100回程度成立します。通常の小役狙いの打ち方だと必ずこぼしてしまうので、約100枚の損となります。
全部で、約350枚の損となるわけです。
一日6000ゲーム回す計算なら、機械割にして約2%下がります。
すると、設定1なら機械割にして約98%。
全然甘い機種ではありません。むしろキツイ・・・。
確かにこれが、技術介入なしの状態での計算ならそこまで悪い数字ではありません。
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機械割98%を出すための技術介入もなかなか大変<・h2>
でも、この98%は、普通に技術介入した時の数値です。
・弁当はほとんどこぼさない
・チェリーは全くこぼさない
・白枠フラッシュは必ず8枚でとれる
・ボーナス中の枚数アップも当然
・ボーナス告知後1発で揃える
これだけの条件をクリアするという前提で98%なわけですよ。
つまり、ちょっとミスしたりするけど、普通に目押し出来る程度の人では98%どころではありません。おそらく97%とか96%あたりの数値になってきます。
そうすると、もはや辛い機種の部類です。
実際のホールでの数値は、実はこの97%クラスの数値に近くなっています。
なので、世間では『機械割詐欺』なんて批評も言われていますが、実際の打ち手は皆が目押しや小役狙いを出来るわけではないですし、ボーナス察知はおろか、確定画面が出てもなかなか揃えられないという方もおられます。
そういったところを全て加味すると、とくにおかしな数値でもないんですよね。
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