パチスロを勝ちたいと勉強している方にとっては知っていて当たり前という『機械割』。
あまりよくしらない方でも、なんとなく数字が大きい方が出玉が良く出る、大きく勝てるというイメージがありますよね。
私なんかも新台の解析の最初に見るポイントがこの機械割だったりします。
さて、そんな機械割ですが、
今現行機種の中で最も高いとされているのが、ゴッドシリーズです。
神々の凱旋・ハーデスなどは特に高く、設定6なら119%という数字ですね。
となると一見ものすごい勝てる機種なのではないかと思ってしまいますよね。
ですが、皆さんご存知のようにゴッドの高設定は普通に負けてしまうことが多いです。
勝率で言っても、約7割強くらいでしょうか。
みんなが設定6を打っても、約4人に1人は負けてしまう計算です。
でも機械割がこんなに高いのに、なぜ勝てないのか。
結構勘違いされている方も多いのですが、
機械割の高さ→勝率の高さに繋がるものではないんですよね。
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ARTに関しては、むしろ反比例するケースも多いんじゃないでしょうか。
簡単に言うと、
穏やかなスペック、例えばノーマルタイプとかは安定性が大きいので高設定の勝率はかなり高いです。
HANABIなんかでも設定6なら終日勝負で勝率90%越えですね。でも機械割自体はフル攻略で約108%しかありません。
なぜ機械割が低いのに勝率は高くなるのか、安定性があるとどうして勝率が高いのか、
それは、機械割の数値が示す出率の元となる役が比較的引きやすいからなんです。
ややこしい言い方になりましたが、
簡単に言うと、ノーマルタイプというのは出玉がしっかり増える役がBIGとREGしかなく、
普通に引ける確率ですし、毎回一定の枚数が必ず出るものだからなんですね。
対して、ミリオンゴッドなどのドART機は、
GODや赤七などの確定役なんかが数多くありますよね。
数自体は多いのですが、その分母は8000とか20000といった具合にプレミアです。
ですが、一度引けば結構な割合で大量出玉に繋がります。
だからこそ、確定役が機械割の数字をグイッと上げてしまっているわけです。
逆に言うと、なんらかの確定役が引けなくては機械割くらいの出玉が望めないということ。
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ちなみに確定役を一度も引けなかった場合、
ミリオンゴッドの設定6の機械割はなんと100%を切ります。
もちろん、一日に複数回引けるときがあるのですから、一概に悪いというわけではありません。
ながーい目で見れば、ゴッドシリーズでも機械割通りにだんだん収束していきます。
しかし、一言嫌なことを言わせてもらえるのなら、
そんなに高設定を打てる機会がありますか?ってことなんですよね。
試行回数を数百万ゲームくらい積み重ねれるなら、ある程度まとまった数字になってくるでしょうが。
そんなに高設定をツモれるわけもなく。また入れるホールも少ないです。
ですので、機械割の高さというのは必ずしも良いものではないんですよね。